韓国語の発音学習におすすめの教材と勉強法【独学でできるトレーニング】
韓国語を学習する上で大切な事は、発音をきちんと理解する事です。
発音を覚える事が重要なのは分かっていても、実際にどんな風に勉強すればいいのか分からない……。
- 発音を良くしたい・理解したいと思っているけど、どんな本・教材で勉強すればいのか分からない。
- 基礎から学んでネイティブに近い発音を身につけたい。
今回は、韓国語の発音が学べるおすすめの教材を紹介します。
韓国語の知識だけでは、正しい発音を理解していないとスムーズに韓国語学習に取り組めないので、参考のお役に立てればと思います。
目次
発音を学習するべき理由
韓国語をある程度理解できてくると、同じような音に聞こえる発音の違いを理解するのに戸惑っている方も少なくないと思います。
実は韓国語を学習する上で発音の違いを理解する事が外せないスキルなんですが、
日本語と似ている単語も多いため、間違った学習をしてしまう事で、
聞き取る事ができない・苦手という事になりかねません……。
韓国語の発音を学習するべき理由
- 発音の仕方を分からない音は聞き分けられないから
- 伝わる韓国語を身につけられるようになるため
- 語彙習得にも役立つ
まずは、発音を学習するべき理由を確認していきましょう。
発音の仕方を分からない音は聞き分けられないから
韓国語学習者の多くが独学からスタートして、市販のテキストで単語や文法の勉強をしている方が非常に多いと思います。
しかし、その際に発音学習の大切さを理解せずに取り組んでいる方が多いと思います。
日本語と同じような音にしか聞こえない音は、日本語にある発音で覚えてしまっているために、
日本語にない韓国語の発音を知らない
↓
発音を知らない音は聞き取れない
↓
ネイティブの会話が聞き取れない・聞き分けられない
正しい発音を知っていないと聞く事も難しくなってしまうのです……。
発音の学習を取り組む事で、ネイティブの韓国語を聞ける「リスニング」を効率的に身につける事ができます。
伝わる韓国語を身につけられる
「単語は知っている」、「文法も学んだ」という方でも、
「会話が苦手」「リスニングが苦手」という方も少なくないと思います。
発音を学習するメリットは、ネイティブに「伝わる韓国語」を身につける事ができることです。
韓国語を正しく聞けて、話せたという韓国語学習の実感が沸き勉強がもっと楽しくなります。
語彙取得にも役立つ
韓国語の習得において、「語彙力」と「文法の学習」が欠かせない事はイメージしやすいですよね。
ですが、単語の意味だけを暗記する単語学習になってしまうと会話になると「伝わらない韓国語」、「聞けない韓国語」となってしまう可能性があります……。
発音の学習をして、正しい発音と意味を一緒に覚えることで韓国語習得の質がアップします。
韓国語の発音を徹底的に学び、効率よくマスターしたいなら、以下で紹介する本を参考にしてみて下さい!
韓国語はイントネーション(抑揚)が大事だった!
韓国語スクールで学習するのが、
ハングルの子音の平音・激音・濃音の発音の区別のようです。
子音などハングルの基礎知識は以下で紹介しています。
この3種類の発音は、吐き出す息の強さで区別しています。
でも違いは息の強さだけではありませんでした!
私は韓国語を独学ではじめて2年くらいたった頃に、書店でみつけた1冊の本との出会いでその事実を知りました。
韓国語学習にとって目からうろこの本と書かれたテキストには、
韓国語をうまく発音するコツは、
抑揚にあります!
え?息を強く吐いてとかでは無かった…?
実は、韓国人は抑揚で聞き分けているんです。
最初にくる文字が平音か激音・濃音で音の高さの抑揚が違う!?
平音は「ひくたか」
激音・濃音は「たかたか」
確かに日本語でもなまりのイントネーション(抑揚)が違うと、何を言っているのか聞き分けられない時ってありませんか?
韓国語にも同じ事がいえるという発見でした。
この違いを知っていると、
単語を覚える時にも役立ちます。
韓国語の発音を知りたかった・悩んでいるなら、
ぜひ一度読んで参考にしてみて下さい!
リンク
韓国語の発音の勉強方法とは?
上記で紹介した本を活用しながら、独学でも発音の学習を効果的に取り組むための勉強法を解説していきます。
韓国語発音の勉強法
- カタカナ(カナルビ)で発音を覚えない
- 1冊の本・教材を選び集中的に取り組む
- 発音学習を習慣化して継続する
カタカナ(カナルビ)で発音を覚えない
韓国語を勉強する時に注意しておきたいのは、
「カタカナ(カナルビ)」で韓国語を覚えないという事です。
韓国語の発音を覚える時には、
アルファベットに置き換えて覚えたり、
韓国語を韓国語のまま理解する=音で覚える、
という事を意識しながら学習を進めていく事がおすすめです。
例えば、パッチムのㄴㅁㅇを覚える時には、
「ㄴ=n」「ㅁ=m」「ㅇ=ng」と考えることがコツです。
パッチムのㄴㅁㅇの発音のポイントを、以下の記事で分かりやすくまとめているので参考にしてみて下さい。
1冊の本・教材を選び集中的に取り組む
まずは単語集や文法などの教材を選ぶ時には、
CDや音声ダウンロード付きのテキストを購入することをおすすめします。
色んな教材をたくさん使って勉強するよりも、1冊を最後までやり遂げ、繰り返し勉強する方が取得の質が高くなります。
そして学習する際には、CDや音声で発音も一緒に覚えていく事です。
完璧にしなきゃと考えずに、
「80%くらいでもいいから習得する」という軽い気持ちで取り組むのを私はおすすめします。
発音学習を習慣化して継続する
発音の学習は、短期集中的に取り組むのがおすすめです。
例えば、約3ヶ月間の短期集の発音学習する目標を立ててみます。
その目標で決めた期間内に学習を達成するためには、毎日継続して発音学習する習慣化も大切です。
机に向かっての学習に加えて、
本や教材の音源をスマホに取り組んでおけば、スキマ時間を活用して効率的に進める事ができます。
継続学習を心がけて韓国語の独学を成功させましょう!
スキマ時間の学習には、アプリを活用する事もおすすめです。
以下の記事で、発音・リスニング・リーディングなど学習別に紹介してるのでご参考ください。
最後に
今回は発音の学習について紹介しました。
今回紹介した本で韓国語を聞く耳・話す事をネイティブの感覚に近づける事ができ、
すると「言いたいことが伝わらない…」、
「ネイティブの会話が聞き取れない」という悩みはなくなってくるはずです。
自分の必要なレベルに合わせて教材を選ぶことも、学習を習慣化していけるポイントです。
語学の習得には、
「少しづつ学習の積み重ね」が効果的です。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
韓国語の学習ファイティン♪